
こんにちは、九十九すいです!仮想通貨リップル(XRP)についてわかりやすく解説してもらうよ!
- リップルはビットコインと何が違う?
- リップルはやばいって言われているけど問題ないの?
- リップルの将来性は?
執筆者情報

- Webクリエイター& web3ブロガー
- 元Webインストラクター(企業 / 個人)
- NFTコミュニティ所属
仮想通貨の代表でもあるビットコインは送金速度が数十分かかりますが、リップル(XRP)の場合は数秒で終わります。
そのスピードが評価され、国際送金の利用を期待されたリップルは日本の大企業「SBIホールディングス」をはじめとしたさまざまな銀行と提携しています。
将来的には、リップルが国際送金で扱われる通貨として一般的になっていることも考えられます。
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リップル(XRP)とは?
リップルとは、他の仮想通貨(例えば、ビットコインなど)よりも国際送金に優れた仮想通貨です。
そしてリップルとビットコインには、決定的な違いがあります。
リップルにはリップル社という管理者がいて、ビットコインには管理者がいません。
リップル(XRP) | ビットコイン(Bitcoin) | |
---|---|---|
管理者 | リップル社 | なし |
送金速度 | 数秒 | 数十分 |
手数料 | 約0.1円 | 約300円 |
発行上限枚数 | 1,000億枚(※発行済み) | 2100万枚(※発行中) |
ブロックチェーンの使用 | ✕(RippleNetで運用) | ◯ |
リップルの発行上限枚数(1,000億枚)は極端に多いように感じた方もいるのではないでしょうか。
しかしこれは、国際送金を安定して行うために考えられた発行枚数となります。

国際送金市場規模は、年間6,000億ドル以上もあるとされているそうです!
他にも、ビットコインとの違いはいくつもあり、特にブロックチェーンを使用していないのはリップルのポイントの1つです。

リップルはブロックチェーンじゃないから、リップル社が適切に管理する必要があるんだね!
リップル(XRP)× NFT(ノンファンジブルトークン)
リップルは、その活用範囲を広げるために話題のNFTにも力を入れています。
2022年4月に米NBAバスケットボール選手の「マイケル・ジョーダン」氏をテーマとしたNFTコレクションをリップル上で発行することが発表されました。
NFTにより、デジタルデータの唯一性の証明が可能になったことで、デジタルアイテムの希少性や信頼性が格段にあがり、市場を賑わせています。
リップルがNFT市場で本格的に需要を伸ばすことで、リップルの利用率が高くなり、価値が上がるとされています。
関連記事
リップル(XRP) × 裁判
リップルは、米SEC(証券取引委員会)に起訴されています。(2020年~)
裁判中であることがリップルへの不信感にもつながっていますが、裁判は優勢だとされる報道もされており、裁判の行方に注目が集まっています。
リップルが裁判に勝つことで、不信感を払拭できることから価格は上昇すると考えられています。

裁判の結果が少なからず価格に影響するはずだから、常にチェックしておきたいね!
参考:ripple「For the Love of NFTs: VSA Partners and Rare Air Media Bring Jordan NFTs to the XRPL」
リップル(XRP)の基本情報
通貨名 | リップル |
通過単位(シンボル) | XRP |
発行上限枚数 | 1,000億枚(※発行済み) |
運用開始 | 2013年 |
国内取引所 | コインチェック GMOコイン bitFlyer DMMBitcoin bitbank など |
公式サイト | https://ripple.com/xrp/ |
リップル(XRP)チャート
リップルの特徴
- 国際送金に優れている
- リップル社が管理する”中央集権”である
- NFTにも参入
1|国際送金に優れている
仮想通貨名 | スピード | 手数料 |
---|---|---|
XRP(リップル) | 3.3秒 | $0.0004(0.052円) |
BTC(ビットコイン) | 45分 | $1.88(244.91円) |
ETH(イーサリアム) | 4.49分 | $0.46(59.92円) |
BCC(ビットコインキャッシュ) | 60分 | $0.21(27.36円) |
DASH(ダッシュ) | 15分 | $0.39(50.81円) |
LTC(ライトコイン) | 12分 | $0.12(15.63円) |
ビットコインやイーサリアムなど他の仮想通貨と比べても圧倒的な送金スピードとコストの安さが分かります。
実際、国際送金に特化しているリップルを使った動きが日本企業でも活発化しています。
日本では住信SBIネット銀行、SBI証券などでおなじみの「SBIホールディングス」がグループ企業を設立するなどでリップルを支持しています。
SBI Ripple Asiaは、米国FintechベンチャーのRipple社とSBIホールディングスのジョイントベンチャーとして、両社の知見と技術を融合させることで、日本及びアジアにおける「価値のインターネット」を実現することを目指しています。
ーー引用元:SBIホールディングス 公式サイト SBI Ripple Asia
またSBIホールディングスの代表取締役社長CEOである北尾吉孝氏は、個人のTwitterでリップルに関連するコメントをして支持をしています。
SBI e-Sports、仮想通貨XRPの実需拡大に意欲を示す https://t.co/JHOpHug0J2 @coin_postより
— 北尾吉孝 (@yoshitaka_kitao) August 11, 2020
下記の参考にあるように各国でもリップルを活用した国際送金を試みています。

国際送金の主要通貨がリップルに置き換わったら価値はどうなるのでしょうか。

期待されているからといって必ず成功するわけじゃないけど、国際送金に活用されれば今よりも価値が上がるとされているよ!
2|リップル社が管理する”中央集権”である
仮想通貨の代表であるビットコインは非中央集権として管理者がいないことが特徴です。
リップルはビットコインやイーサリアムとは違い、中央集権(管理者がいる)であるという特徴があります。
ビットコインをはじめとする仮想通貨に使われているブロックチェーン技術は、中央管理者に依存することなく、個人間の取引を自由にすることなどを目的としています。
この法則に逆らい、あえて中央集権体制にしている理由は、国際送金を早く・安くするためというにという理由があります。

- 中央集権:仮想通貨の管理者が存在しており管理者や運営元が破綻すると通貨の価値がなくなる恐れがあります。しかし企業によっては意思決定が早く、プロジェクトの分裂の恐れが少ないメリットがあります。
- 非中央集権:仮想通貨の管理者はおらず、管理者が破綻することによる仮想通貨の価値がなくなる恐れはありません。しかし、決定権を持つ多数で議論するため意思決定が遅く、プロジェクトが分裂・対立する恐れがあるデメリットがあります。
このようにどちらにもメリット・デメリットがあり、仮想通貨は非中央集権でなければならないとは一概には言えません。

リップルは仮想通貨の中でも法定通貨に近いものになるね。
3|NFTにも参入
記事の冒頭にお伝えさせていただいたように、リップルは2022年4月に米NBAバスケットボール選手の「マイケル・ジョーダン」氏をテーマとしたNFTコレクションをリップル上で発行することが発表されました。
他にもリップルは、2021年9月に280億円規模のNFTファンドを発表しており、NFTアーティストを資金・共同マーケティングサポート等で支援しています。
NFTクリエイターの支援者として、下肢を産まれた時から持っていないレスリング選手として有名なザイオン(Zion Clark)氏やデザイナー兼アーティストであるChef Cecy氏など計5組が追加で選ばれたことを発表しました。
New personal work, something I did for fun. Can you spot the references? pic.twitter.com/nKdlhZLMsd
— Chef Cecy (@Cecymeade) April 21, 2022
#NewProfilePic pic.twitter.com/Mx2HfgpXtv
— Zion Clark (@Zz_tops330) September 22, 2020
リップルはその活用範囲を増やしていくために、このようにNFTにも注力をしています。
NFTの市場が広がることで、リップルの利用者が増えることも想定されます。
参考:COINPOST 公式サイト「リップル、280億円規模のNFTファンドを発表」

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リップルが不安視される理由
- 米SEC(証券取引委員会)がリップル社を提訴
- リップルのPump&Dump(価格操作)があった
- リップルの価値はリップル社次第
1|米SEC(証券取引委員会)がリップル社を提訴
リップル社は2020年12月に米SEC(証券取引委員会)から提訴されています。
対して、リップル社はリップルは仮想通貨であり、有価証券性がないと反論しています。
先程、リップルは中央集権であると解説したように、リップルはリップル社が発行し、実質的に管理・運営しているため、米SECによって無登録の有価証券であると主張されています。

もし、裁判で有価証券と決まってしまえばリップルの価値が下がるのですか?

有価証券となることで、有価証券を扱える取引所でしか取り扱いができなくなると言われているから、その可能性はあるねぇ。
米SECはリップルが仮想通貨ではなく有価証券であり、それで資金調達を行ったと、証券法違反を指摘しています。
2|リップルのPump&Dump(価格操作)があった
価格操作の方法は、価値を上げたい特定の仮想通貨(今回はリップル)のプロモーションを組織的に過度に行い、投資家の目を惹きつける行動、つまりPumpを行います。
その仮想通貨を購入する投資家が増えれば、需要が高まり取引価格が上昇します。
Pumpでその仮想通貨の価値を上げた後、プロモーションを行った組織がすぐに売却すれば適正以上の利益を得ることができることがDumpです。

Pump(情報操作)で価格を釣り上げて、十分に利益が得られるところでDump(売却)するんですね。
2021年2月にメッセージアプリのTelegram(テレグラム)で、海外投資家らによって「リップルのPumpを計画する」グループが作成されました。
内容は「2021年2月1日22時半にリップルのPumpをしよう」というものでした。
結果的に下記画像のように腹の探り合いから予定時間より早めではありますが、リップルの価格が約40円から約70円まで急激に上昇しました。
そして、Pumpを企てたグループはリップルの価格が十分に上がったところでDump(売り逃げ)をします。
結果的に約75円まで釣り上がった価格はたった1日で約40円代をまで下がりました。

Pumpをしようというグループがあっても信用してはダメだよ!
ネガティブなニュースががリップルにあったため、現在の価格もその一環ではないかと不安視される要因となっています。
ですがPump事件があったにも関わらず、リップルは約2ヶ月後に最大で200円前後の価格をつけています。
3|リップルの価値はリップル社次第
前述で、リップルはリップル社が管理をする中央集権とお話させていただきました。
リップルが仮想通貨であったとしても、他の仮想通貨とは違い、リップル社が経営難に陥ってしまった場合には、リップルの価値は下がってしまうと言われています。
例えば、日本の航空会社のJAL(日本航空)が2010年に経営破綻をしたことがあります。
その際にJALの株価は1円という値段をつけ、上場廃止されてしまいます。
リップルは他の仮想通貨とは違い、リップル社が経営破綻をしてしまえばJALと同様の結果を辿る危険性があり、不安視される要因となっています。

リップル社の動向も気になりますね…
参考:朝日新聞DIGITAL 公式サイト 日航株、最後の売買は終値1円 20日付で上場廃止
リップルの将来性
- 世界経済の回復
- 裁判に勝つ
- 国際送金で主流になる
リップルが過去につけた最高価格の約400円からは随分と価格を落としてしまっていますが、リップルの将来性は明るいものであると予測できそうです。
1|世界経済の回復
現在の世界経済は、コロナやロシアとウクライナの戦争を始めとした影響により、世界的に経済不況となっています。
これらの影響で、リップルのみならず仮想通貨全体の価値は下落しています。
しかし、裏を返せばコロナや戦争の影響が無くなり、経済が回復傾向になることで、リップルもその波に乗れるのではと期待されています。
2|裁判に勝つ
リップル社が勝訴で終わった場合には、リップルの価格が上昇する可能性があります。
リップルはリップル社が運営している中央集権型の仮想通貨であるので、裁判が続いている間は共倒れする危険性が高い状態です。
その裁判が勝訴に終わることで、危険性は払拭され、リップルの飛躍に期待が集まるはずです。
3|国際送金で主流になる
国際送金の方法としてリップルが利用されることで、利用する企業や国にリップルの価値が保証され、大幅な価値の上昇が期待できます。
現在の国際送金は「SWIFT(スイフト)」と呼ばれる専用回線を使った取引が主流です。
SWIFTで遠くの国に送金するためには、時間は数日かかり、送金1回あたり数千円の手数料が必要になっています。
しかし、リップルが国際送金の主流になることで、時間は数秒、取引手数料は数十円以下になると予測されています。

仮想通貨は余剰資金かつ自己責任で楽しむものだよ!しっかりと自分自身で判断してね!
リップル(XRP)が買えるおすすめの仮想通貨取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」
bitFlyer(ビットフライヤー)

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※審査の状況に応じて時間がかかる場合がある。
※対面で本人確認をする場合は2~3日程度かかります。
ビットコインやイーサリアムの主要な仮想通貨以外にもリップル、ビットコインキャッシュなど17種類もの仮想通貨を1円から扱うことができます。
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
取引銘柄数 | |
手数料 | |
セキュリティ | |
アプリの使いやすさ | |
サービスの展開 |
取り扱い通貨(19銘柄)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ネム(NEM/XEM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- テゾス(XTZ)
- シンボル(XYM)
- チェーンリンク(LINK)
- ポルカドット(DOT)
- リスク(LSK)
- ポリゴン(MATIC)
- メイカー(MKR)
- フレアー(FLA)
基本情報 | bitFlyer |
---|---|
最低取引金額 | 1円 |
取引所手数料 | 約定数量×0.01~0.15%(単位:BTC) |
販売所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込:各銀行所定額 |
クイック入金 | 住信SBIネット銀行のみ無料 |
出金手数料 | 三井住友銀行 220円~ それ以外 550円~ |
スマホ完結(登録~取引) | ◯(IOS / Android) |
積立購入機能 | ◯ |
関連記事 | ビットフライヤーの評判 |
公式サイト | bitFlyerの公式サイト |
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リップル(XRP)よくある質問
【結論】リップルは国際送金で利用されるか、裁判に勝てるかがカギの仮想通貨!
今回は仮想通貨のリップルについてお話させていただきました。
- リップルとビットコインは中央集権と非中央集権で大きな違いがある
- 過去にPumpがあったり米SECに起訴されているが、リップルへの期待から価格は維持している
- リップルは国際送金で利用されることを想定されており、参加企業も多く将来性がある
リップルはリップル社が扱っている中央集権型の仮想通貨で、他の仮想通貨とは少々違う側面をもつものでした。
しかし、国際送金に活用されることでリップルの価値が高くなることも考えられます。
それだけではなく、リップルは流行のNFTにも遅れを取らないようにプロジェクトを起こしています。
まだまだ可能性を秘めているリップルや仮想通貨は、これからも目が離せません。
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それでは、ありがとうございました!
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