
こんにちは!九十九すいです!NounsDAOについてどこよりも簡潔にわかりやすく紹介してもらうよ!
こんな疑問をもったあなたにおすすめです!
- NounsDAO(ナウンズ ダオ)ってなに?
- そもそもDAOとは?
- Nouns関連のプロジェクトも気になる
世界中から注目を集めており、最も純度が高いDAOが運営していると言えます。
NounsDAOのNFTは非常に価値が高く、平均でおよそ57ETH(約1,000万円)で取引されています。(2022年11月時点)
執筆者情報

- Webクリエイター& web3ブロガー
- 元Webインストラクター(企業 / 個人)
- NFTコミュニティ所属
この記事を読むことで、NounsDAOが高額で取引される理由や関連プロジェクトが立ち上げられる理由・メリットがわかります!
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>>【具体的】DAOとは?新時代の組織のカタチを解説。運営方法や参加方法も紹介

イッツ・ショータイム!
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NounsDAO(ナウンズ ダオ)とは
NounsDAOとは、人や物をモチーフにした四角のメガネ(⌐◨-◨)が特徴的な、32×32ピクセルのキャラクターNFTです。
このNFTを所有することで、NounsDAOのために活動する提案に対して、投票する権利を得ることができます。
NFTの所有者は、NounsDAOのメンバーになり、NounsDAOのメンバー限定の活動などにも参加することができるため、希少価値の高いNFTです。
DAOについて解説
DAOとは、「Decentralized Autonomous Organization」の略で、日本語にすると「分散型自立組織」です。
端的に述べると、参加者が同じ目的に向かって、協力して管理・運営する組織のことです。
特定のリーダーや管理者がいなくても、自立して活動していく民主的なコミュニティだと考えると分かりやすいです。
NounsDAOの特徴・仕組み
- 24時間ごとに1つのNFTが自動発行
- 売上はトレジャリーウォレットに保管
- 資金の使い道はNFT所有者が投票で決める
- NounsのNFTはフルオンチェーン
- NFT作品はCC0を採用することで著作権フリー
24時間ごとに1つのNFTが自動発行
NounsDAOは、24時間ごとに1つのNoun(※)が、永久的に発行されるように設計されています。
Nounは発行と同時にオークションにかけられ、競り落とした人がNFTの所有者になり、NounsDAOのメンバーになることができます。
1Nounあたり、1票として、コミュニティ資金を運用するための投票が可能になります。

これを読んでいる時にも、Nounは発行されているよ!

毎日、手に入れるチャンスがあるのですね!
売上はトレジャリーウォレットに保管
Nounを競り落としたお金は、すべてトレジャリーウォレットと呼ばれる、いわば金庫に保管されます。
トレジャリーウォレットの入出金は、誰でも見ることができ、常に記録されています。
そして、このトレジャリーウォレットの資金を使用するには、DAO内で提案をし、Nounを持っている方々から「賛成」「反対」の投票を行う必要があります。
これはDAOだからこその仕組みで、会社に代表される組織のように、社長やリーダーが勝手に売上を私的利用するのを防ぐことにつながっています。
加えて、NounsDAOへの参加者は、資金の状態がひと目で把握できるので、安心して活動することができます。

トレジャリーウォレットには、約45億円もの資金が保管されています!
資金の使い道はNFT所有者が投票で決める
トレジャリーウォレットに保管された資金は、NFTの所有者である、NounsDAOのメンバーが投票をして決めるようにシステムされています。
提案自体は、Nounsの所有者でなくてもすることができます。
上記のように、面白味のある提案が200近くされ、可決されたものには資金が提供されるようになっています。
NounsDAOのNFTはフルオンチェーン
NounsDAOのNFTは、フルオンチェーンNFTと呼ばれる、最も永続性と純度の高いNFTです。
世の中にでているほとんどのNFTは「フルオンチェーンNFT」「オフチェーンNFT」に分別されます。
「オフチェーンNFT」を簡単説明すると、イラストのデータを引っ張ってくるデータのURLだけをブロックチェーン上に保存して、参照しているイメージです。
その点、フルオンチェーンNFTでつくられているNounは、すべてのデータがブロックチェーン上で保管されています。
つまり、イーサリアムのネットワークがなくならない限り、NounsDAOのNFTは未来永劫残り続けます。

フルオンチェーンじゃないNFTは、データを保管しているサーバーやNFTを発行したサービスが終了すると消える可能性があるよ。

えぇ…?NFTは全部永続性が高いのではないのですか…

一緒くたにNFTといっても、いくつか種類があるよ。詳しくは関連リンクから!
関連記事
>>【シン・NFT】フルオンチェーンNFTの仕組みと種類を解説!永続性と純度とは?!
NounsDAOはCC0を採用することで著作権がフリー
NounsDAOには、「CC0(シー・シー・ゼロ)」と呼ばれる、著作権をフリーにするための明示がされています。
なので、NounsDAOの作品は二次創作はもちろんのこと、商用利用に作品を利用することもできます。
Nounsを「遊び場(Nouns DAOのキャラクターを自由に生成できるWebページ)」で作成して、その画像をグッズとして使うこともできますので、ぜひ試してみてください!
関連記事
>>NFTでも使用されている!CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスとは?
>>【個人で1個からOK】NFTを簡単グッズ化できるおすすめサービス7選
NounsDAOが高額で取引される理由
- 参加しているアドバンテージ
- NounsDAOでの活動が面白い
- NounsDAOの思想に共感している
NounsDAOで可決される提案には、前述の通り、面白いものや思想に共感できるものがたくさんあります。
その他にも、「ユニセフのウクライナでの活動資金として100ETH(約1,600万円)」「国際宇宙ステーション(ISS)に3DプリントしたNounsのキャラクターを打ち上げて送るプロジェクト63ETH(約1,000万円)」があります。
NounsDAOに参加しているだけで、NFTでは世界初である歴史的快挙などに立ち会うことができる、特別な経験をすることができます。
さらに、NFTはフルオンチェーンであるので、長きに渡って残っていく可能性が高いです。
よって、NounsDAOでの活動実績もNFTと同様に、まるで石碑に刻んだ言葉のように永年残っていきます。

NounsDAOで楽しみながら、その活動も未来に残すことができる、そんな特別な体験を買っているんだね!
国内発足の関連プロジェクト
- pNouns
- NounishCNP
- NounsDAO JAPAN(コミュニティ)
pNouns
コレクション名(通称) | pNouns |
個体数 | 2,100 |
リリース日 | 2022年12月16日 |
リリース価格 | 0.05ETH |
Opensea | – |
公式Twitter | https://twitter.com/pNounsOFFICIAL |
公式サイト | https://pnouns.wtf/ |
pNounsとは、NounsDAOのNFTを共同購入するために発足された、NFTプロジェクトです。
NounsDAOのNFTを購入するには、価格が低下しつつある現在であっても、1体を競り落とすのに、約400万円以上の資金が必要です。
なかなかそれだけの資金を個人で集めるのはたいへんなので、NounsDAOに参加するための資金をNFTで集めよう、というプロジェクトです。
pNounsは、最終的には3体以上のNounsを購入し、NounsDAOへの影響力を持つことが目的となっています。
また、pNounsのDAOをつくる予定もあるので、pNounsのNFTを購入することで、pNounsでの投票券を得られるようになるかも知れません!
NounishCNP
コレクション名(通称) | NounishCNP |
個体数 | 3,333 |
リリース日 | 2022年11月12日 |
リリース価格 | 0.003ETH |
Opensea | https://opensea.io/ja/collection/nounishcnp?search%5BsortAscending%5D=true |
公式Twitter | https://twitter.com/nounishcnp |
NFT界隈では、超有名なCNP(クリプトニンジャパートナーズ)とNounsDAOの派生プロジェクトです。
NounsDAOのNFTと同じように32×32のドット絵で、CNPのキャラクターをアニメーション付きで描いています。
NounsDAOの著作権がフリーのため、こういった作品に利用することが可能になっています。
CNPシリーズはNFTの中でも人気が高く、NounishCNPも例に漏れず、リリース価格から約60倍ほどにその価値を高めています。
また、年末にはフリミン祭り(NFTを無料で提供すること)を関連NFTで画策しているようですので、気になる方はチェックしてみてください!
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>>【全体解説!】クリプトニンジャ(CryptoNinja)NFTと関連プロジェクトを紹介!
>>【国内No.1 NFT】CryptoNinja Partners(CNP)の解説と今後の動向を紹介!
NounsDAO JAPAN(コミュニティ)
NounsDAO JAPANは、NounsDAOから資金提供を受けて活動している日本人向けのコミュニティです。
このコミュニティは、NounsDAOを日本に広めることを目的に活動しています。
前述のNounishCNPも、NounsDAO JAPANの企画の1つです。
提案への投票は、「nouns_dao_japan_pfp」NFTを所有するメンバーによって行われます。
「Nouns全国バトンリレー」や「Nounsビールプロジェクト」などが可決され、実行されています。
Nouns DAO JAPANからNounsビールプロジェクトが発足しました!!※フィジカルですw
— KURAN (@kurankuran_eth) September 1, 2022
仕掛け人はカロンさん✨✨✨
めちゃくちゃ楽しみです!
Nouns DAO JAPANではコンペで入賞した企画が次々とプロジェクト化しています!(入賞2ETH)
我こそはという方の参加をお待ちしています!@NounsDAOJAPAN https://t.co/vCMFChyX2u pic.twitter.com/St144VJN0I

NounsDAOは世界中に参加者がいるけど、日本人向けに参加者を絞ったNounsDAO JAPANなら提案が通りやすくなりそうだね!

日本語で話せるのも大きな利点です!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、NounsDAOについて紹介させていただきました。
- NounsDAOはNFTで得た資金を面白いことに使う組織
- DAOは、参加者が主体で動く「分散型自立組織」
- NounsDAO JAPANなど国内の関連プロジェクトがある
NounsDAOは、NFTで資金を集めることで、あっと驚くプロジェクトを参加者が提案し、可決されれば自主的に実行して結果を出す、画期的な組織です。
株式会社のように、トップがあれやこれを指示することなく、思想に共感した人たちが自立して動いていき、拡大していく新しい組織の形態でもあります。
NounsDAO JAPANのように、日本人向けのコミュニティもあり、これからは、NounsDAOを基盤としたNFTプロジェクトが日本でも立ち上がると思います。
参加者が主体となる、DAOを体験してみてはいかがでしょうか?
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一緒にメタバース・NFT界隈を盛り上げていきましょう!

それでは、ありがとうございました!
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