
こんにちは、九十九すいです!今回はNFTにも利用されているCC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスについて解説してもらうよ!
今、話題のNFTにも使用されている「CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンス」という著作権の種類についてご存知でしょうか。
NFTとはノンファンジブルトークンの略であり、デジタルデータの唯一性の証明書のようなものです。
唯一性の証明が可能になったことで、デジタルアイテムの希少性や信頼性が格段にあがり、市場を賑わせています。
NFTが活性化しているからこそ、出品者も購入者も改めて、著作権やCC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスについて理解を深めましょう!
そうすれば、不要なトラブルに巻き込まれることは少なくできると思います。
この記事はこんな方におすすめです。
「CC(クリエイティブ・コモンズ)ライセンスとは?」
「作品の著作権を知るにはどうすればいい」
「NFT作品に誰にでもわかる著作権を明示したい!」
著作権についてはニュースや話題に大きな問題として取り上げられることが定期的にあります。
クリエイターの方に限らず、気になっている方もいらっしゃると思います。
この記事では、著作権について簡単に説明しながら、世界にも通用する著作権「CCライセンス」について解説していきます。

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著作権利用について調べる方法と注意点
特に著作権問題で話題になったのは、まだ記憶にも新しい「漫画村」に代表される違法漫画サイトです。
海賊版サイト「漫画村」の運営者とされ、著作権法違反(公衆送信権の侵害など)と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の罪に問われた住所不定、無職星野路実(ろみ)被告(29)に対し、福岡地裁(神原浩裁判長)は2日、懲役3年、罰金1千万円、追徴金約6257万円(求刑懲役4年6カ月、罰金1千万円、追徴金約6257万円)の判決を言い渡した。
ーー引用元:朝日新聞デジタル「漫画村」運営者の男に有罪判決 福岡地裁
このように漫画を丸ごとインターネットにアップロードして第三者に見せることは明らかに犯罪だと断言できます。
しかし、漫画やアニメの一部を改変してTwitterなどにアップロードすることは問題ではないのでしょうか。
また購入したNFTをTwitterのアイコンにしたり、Tシャツや帽子などに印刷して着用することはどうでしょうか。
漫画やアニメの一部を改変してTwitterにアップロードすること、購入したNFTであってもTシャツや帽子などに印刷して着用することは著作権の所有者が許可してなければ著作権違反となります。

著作権がある作品であっても著作権の所有者がアップロードや印刷を許可していれば大丈夫なんですね!

一見魅力的に見えても、注意点もあるから気をつけてね!
これらの使用を著作権の所有者が許可しているかを調べるには、その作品の制作会社・著作者の公式サイトを調べることで1番正しい情報を得られます。
著作権については特に「誰かが言っていた」や「コミュニティサイトに載っていた」などの不確定な情報を鵜呑みにしないようにすることも、著作権を侵害しないために大切なことです。
例えば、アニメと映画で一世を風靡した、SFアニメ作品の「エヴァンゲリオン」です。
株式会社カラーは個人の「エヴァンゲリオン」ファンの方々にファン創作を楽しんでもらうために独自のガイドラインを設けています。
気になる方は、下記ガイドラインから見てみてください!
リンク内の要約をすると下記の内容となっています。
「個人利用かつ無償であり、公序良俗に違反しなければ「エヴァンゲリオン」二次創作や公式作品の一部を素材として利用してもOK」

注意点として、ガイドラインは常に原文が正しいからこのサイトの要約を鵜呑みにしないように。
エヴァンゲリオンの二次創作をしたい場合には、原文のガイドラインを熟読することを強く推奨します。

海外の作品を利用したいけど、ガイドラインは翻訳した内容であっているんでしょうか。不安です。

「エヴァンゲリオン」のガイドラインは日本語で記述されていたから、あたしたちにも正しく理解できた。もし英語や中国語だったら正確に読み取ることは難しいね。
英語を翻訳機能で翻訳しただけでは本来の意図とは別の捉え方をしてしまう可能性があります。
ガイドラインを間違えて解釈したまま著作物のグッズを販売してしまえば、最悪逮捕されることも考えられます。
またクリエイターの方が海外の方に向けて、自身が定めるガイドラインを正確に読み取ってもらうためには英語で記述するのがベストです。
しかし、実際に英語で記述するのは難しいです。
これらの問題を解消するためにクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(CCライセンス)、CC0ライセンスがあります。
著作権とCCライセンスの違い
まずざっくりと、著作権とCCライセンスを区別します。
- 著作権:著作物に対する法律(法的な拘束あり)
- CCライセンス:著作物の使用方法を簡単に明示するためのツール(法的な拘束なし)
著作権は各国で決められた著作物の権利に対する法律です。
CCライセンスは法律に則った著作物の使用方法を誰が見ても分かりやすく明示したものです。
著作権とは?
簡潔にまとめると、著作権とは「著作者(画家、歌手、小説家など)」の「著作物(絵画、音楽、小説など)」による利益や権利を守るための法律です。
基本的には、人の創作したものを著作者の許可なくインターネット上にアップロードすることはすべて著作権法違反になります。
前述させていただいた漫画村の例も、漫画を著作者に無断で違法アップロードをしたことになり、著作権法違反に該当します。
すなわち、漫画やアニメの一部を改変した、しないに関わらずネットにアップロードする行為は著作者から許可がされていない場合には、著作権法違反になります。

ネットに掲載されている画像では怪しいものがいくつもありますね…

著作者がそれらを一つ一つ取り締まっていたらキリがないからねぇ。
ですが、著作権に違反しないためには「著作物を一切利用しない」しか手段がないわけではありません。
著作物の引用や二次創作に関するルールを独自に決めている著作物もあります。
それらのルールを守ることで著作物を使えるようになるものもあります。
二次創作とは既存の作品を利用して、二次的に創作された作品などの総称です。
例えば、このサイトの九十九すいのファンアートを描いていただいた場合にも二次創作に該当します。
CCライセンス(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)とは
CCライセンス(クリエイティブ・コモンズ・ライセンス)とはインターネット時代のための新しい著作権ルールです。
クリエイターの方の中には今後、海外展開も視野に入れた作品を制作されている方もいるかと思います。
例えば、クリエイターの方の作品を利用したい人が、日本語以外の言語を使用している場合、間違った捉え方をされてしまう可能性もあります。
しかし、著作権について許可する文章を海外の方向けに作るのはかなり手間です。
これらの問題を解決するために、CCライセンスは約30ヵ国語で明記されています。
さらに言語関係なく理解しやすいように、作品にCCライセンスの記号をつけるだけで著作権の意思表示ができるCCライセンスが登場しましたので、また後ほど詳しく説明します。
CCライセンスとは、著作権の所有者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません」という意思表示を簡単に、かつ合法的に実施するためのツールです。
つまり、CCライセンスを利用することで、作者は著作権を保持したまま作品を自由に流通させることができます。
二次創作や著作物を扱いたい人たちにとっては、ライセンス条件の範囲内で自由に使用することができます。

作者としては、作品の流通ルートが増えれば、認知範囲を広げることに繋がりますね!

二次創作者としては、ファン活動を心置きなくできてwin-win!
CCライセンス使用上の6大ルール
CC0ライセンスの目的には大多数のインターネットユーザでも内容を理解できること、ライセンスの誤用を防ぐことがあります。

上記画像のマークのいずれかを著作物に明示することでCCライセンスを適応したことになります。
CCライセンスには、作品を利用するために付け加えられる条件が下記画像の4つあります。

これらの条件を組み合わせて使うことで6種類のCCライセンスができます。
6種類のライセンスについて簡単に解説していきます。

「表示」ライセンスでは著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示することを主な条件とし、改変はもちろん、営利目的での二次利用も許可される最も自由度の高いCCライセンスです。

「表示ー継承」ライセンスでは著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、改変した場合には元の作品と同じCCライセンス(このライセンス)で公開することを主な条件に、営利目的での二次利用も許可されるCCライセンスです。

「表示ー改変禁止」ライセンスでは著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ元の作品を改変しないことを主な条件に、営利目的での利用(転載、コピー、共有)が行えるCCライセンスです。

「表示ー非営利」ライセンスでは著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的であることを主な条件に、改変したり再配布したりすることができるCCライセンスです。

「表示—非営利—継承」ライセンスでは著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的に限り、また改変を行った際には元の作品と同じ組み合わせのCCライセンスで公開することを主な条件に、改変したり再配布したりすることができるCCライセンスです。

「表示—非営利—改変禁止」ライセンスでは著作者のクレジット(氏名、作品タイトルなど)を表示し、かつ非営利目的であり、そして元の作品を改変しないことを主な条件に、作品を自由に再配布できるCCライセンスです。
これらの条件一つ一つには、世界共通のコモンズ証(著作権表示)とリーガルコード(現行の著作権法のもとで許諾内容を法的に担保するライセンス条項)が公式サイトにあります。
各コモンズ証とリーガルコードは英語や中国語、日本語など約30ヵ国語の言語で記述されています。

これなら日本語でガイドラインを設けたのに、翻訳された際の捉え方が違うといった事故を防ぐことができるね!
画像を表示するだけで簡単にガイドラインを設けられるCCライセンスですが、ここからはCCライセンスの注意点をいくつかあげていきます。
CCライセンスは法律ではない
CCライセンスは、日本の著作権法その他の法律に基づいているものです。
原則としてCCライセンスは法律的な拘束力はありますが、各国の著作権法の解釈が優先されます。
つまり、CCライセンスに書いてある記述を遵守したとしても、国の著作権法では違法と解釈されるケースがあります。
また、CCライセンスを適応しているからといって、CCライセンスの発行元が紛争の手助けはしてくれませんので気をつけましょう!

CCライセンスが常に正しいわけではなく、CCライセンスの団体が守ってくれるわけではないんですね…
CCライセンスは取消不可
CCライセンスのついた著作物を入手した人に対して、そのライセンスで認められている利用を止めることはできません。
CCライセンスをつけた著作物の公表を止めることは自由にできますが、既に出回ってしまった著作物を回収することはできません。

CCライセンスをつける時には、必ず後悔しないCCライセンスにしないといけないね!
CCライセンスを付けたのが著作者本人とは限らない
インターネット上にアップロードされている著作物にCCライセンスがついていても、簡単に信じてはいけません。
そのCCライセンスは著作物の権利者ではない、第三者が許可なくつけた可能性があります。
CCライセンスを公表しているのが、著作権を所有している人かどうかを確認する必要があります。
確実なのは著作物の権利者に問い合わせをしたり、公式サイトを閲覧することです。

ピカ◯ュウの画像にCCライセンスが付いてました…

使っちゃダメだよ…
CCライセンス使用上の複雑な例
次にCCライセンスがついているにも関わらず、著作権を侵害してしまう複雑な例を紹介します。
CCライセンスが適応されている著作物、例えば「テックモワ」というタイトルの映画があり、著作権はテックモワが所持しているとします。
しかし「テックモワ」に使用されている一部の「音源」の著作権が別の人、例えばヴァイオリニストの葉加瀬太郎にある場合です。
この場合に、CCライセンスが適応されている「テックモワ」を使用してしまうと、「音楽」の著作権を侵害してしまいます。
CCライセンスを活用したい方は「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス 公式サイト FAQ よくある質問と回答」をご確認ください。

CCライセンスがあるからと確認を怠るのはダメだね、著作者へ感謝の意も込めて作品についてよく確かめましょう!
CC0(シー・シー・ゼロ)

さらに、クリエイティブ・コモンズでは著作権を自発的に利益を放棄(パブリック・ドメイン)して沢山の人に活用してもらうためのライセンス「CC0(シー・シー・ゼロ)」があります。
- 著作権を完全に放棄
- 商用利用可能
- クレジット表記不要
- 改変可能
著作権をはじめとする知的財産権が誰にも帰属せず、社会全体で共有されている状態をパブリック・ドメインといいます。
すなわち、作品を許可なく誰でも自由に利用できる状態となります。
CC0の活用例・アメリカニューヨーク「メトロポリタン美術館」
ニューヨークの「メトロポリタン美術館」では、40万点以上の美術作品の写真にCC0が適応されています。
下記は有名なゴッホの麦わら帽子をかぶった自画像ですが、左下の青丸の中に「OA パブリックドメイン」の表記があります。
この表記のあるメトロポリタン美術館のサイト内の作品はすべて、CC0が適応されていることになります。

下の画像は有名な葛飾北斎の作品「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」ですが、これにもCC0が適応されています。


この作品にぼくを登場させてもいいってことですか?!

そうだね、トールくんを載せた状態でこの作品を販売することも可能だよ!
これらの作品は著作権の切れたものであるので、これからCC0ライセンスを使用したい人にはピンとこないかも知れません。
次は、NFTにCC0ライセンスを使用した実例をご紹介します。
CC0を活用したNFT「Blitmap」

Blitmapは17人のアーティストが作成した100個のオリジナルピクセルアートから2種類選択し、それら2種類のデザインを組み合わせて発行された1600枚のNFTです。
Blitmapは、だいたい平均5ETHくらいの価格で取り引きされています。(2022年4月)
上記ツイートでBlitmapの運営チームが「Blitmapはパブリックドメイン(CC0)になりました!」と発表しています。
CC0を活用したNFT「Cryptoadz(クリプト-ズ)」

Cryptoadz(クリプト-ズ)はヒキガエルをモチーフにした6969匹のNFTプロジェクトです。
この6969匹のCryptoadzは発売と同時にすぐに売り切れ、最高価格で取り引きされたCryptoadzは420ETH(約1.5億円以上)です。
画像にあるように、Cryptoadz公式サイトの下部には”法律の下で可能な範囲でCryptoadzはすべての著作権および関連する権利または隣接権を放棄しました。この作品は、アメリカで公開されています”と記述があります。
CC0を活用したNFT「Nouns(ナウンズ)」


Nounsとは上記画像のようなサングラスが特徴的なNFTです。
24時間毎に1つのNounsが自動生成されオークションにかけられるシステムになっています。
Nounsの#1は613ETH(約2億円以上)で取り引きされ、すでにNounsは270以上発行されている中でもほとんどが50ETHを超え取引されています。
画像の青い四角で囲ってある”Nouns artwork is in the public domain.”にNounsがパブリックドメイン(CC0)であることが記載されています。
CC0にすることで価値が落ちるどころか、製作者のプロジェクトへの熱意が伝わり感化されコミュニティは活性化し、価値をあげている節もあります。

ただ、何でもかんでもCC0にすると自分の首をしめることになりかねないよ。
CC0 メリット
CCライセンスはどれも便利で使いやすいですが、安易な気持ちでCCライセンスを適応させることはおすすめできません。
CC0の考えられる大きなメリット・デメリットを記載したので参考にしてください。
結論から述べると、作品のコミュニティを活性化させて、作品に沢山の人を巻き込みたい場合にCC0は特に力を発揮します。
コミュニティが盛り上がる
CC0ライセンスを適応したNFTとして例に挙げた「Blitmap」「Cryptoadz」「Nouns」はどれもファンアートやグッズ化など、CC0の特性を活かして頻繁に二次創作がされています。
他のNFTプロジェクトとコラボが簡単にできることもCC0ライセンスのメリットです。
上記のように様々な場所で作品が利用されることで知名度もあがり、自分では思いつかなかった利用をされたりと、作品が自発的に広がっていく可能性が上がります。
二次利用についてムダなやり取りを減らせる
CC0ライセンスを適応することにより、誰にでも分かりやすい利用方法が提示できます。
結果として、作品の二次利用をしたい人たちとのやり取りが削減できるメリットがあります。
例えば、独自のガイドラインを作成して、誰でも商用可能としたいという意図をもって「商用可能」と作品に提示した場合です。
商用できる対象が「誰」という部分が抜けているので、作品を利用したい法人や個人から「誰でも商用できますか?」と似たような問い合わせが何度もくる可能性があります。
しかし、CC0やCCライセンスを適応することで、CCライセンスの共通認識があるので齟齬なく利用できるようになり、ムダな問い合わせを防ぐ役割も果たしてくれます。

せっかく作品を利用してもらいたくて作品にガイドラインを設けても、意図が伝わらずに手間ばかり増えてしまったらお互いにもったいないからね。
CC0 デメリット
CC0は取消不可
CC0に限らず、CCライセンスはすべて取り消すことができません。
下記クリエイティブ・コモンズ公式サイトFAQからの引用となります。
Q. 一度付けたCCライセンスを後から変更したい場合はどうしたらよいでしょうか?
A.CCライセンスは取消ができません。つまり、CCライセンスのついた作品を入手した誰かに対して、そのライセンスで認められている利用を止めることはできません。
CCライセンスをつけた作品の公表を止めることはいつでもできますが、既に出回ってしまった作品のコピーは、それが単なるコピーでも、編集著作物や二次的著作物に含まれるものであっても、それを回収するということはできません。
ーー引用:日本語版クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下、「CCライセンス」と表記)のFAQのページ
したがって、CCライセンスを選ぶときは、たとえ後になって作品の公表を中止することになったときでも、他の人がライセンスに従って作品を利用することに著作者自身が不満を覚えないようなものを選ぶように注意しなくてはいけません。

CCライセンスを適応して「やっぱり、やーめた!」はできないんですね…

作品にCCライセンスを適応させるメリット・デメリットを慎重に考えることだね!
悪用される危険性が増える
著作権がフリーであることを悪用して犯罪に使われる可能性もあります。
例えば、知名度の上がったCC0ライセンスを適応された作品を利用して集客をする詐欺や一般的に見て危ないグループのモチーフにされてしまうなどが考えられます。
万が一、詐欺にCC0ライセンスの作品が使用された場合では、詐欺が実行されるまではCC0ライセンスに則って使用しているだけなので、作品の所有者が差止めを行うことはできません。
また、一般的に見て危ないグループのモチーフに採用されたとしても、実害がなければ作品の所有者が差止めを行うことはできません。

もし、作品を「悪の組織・危険分子団体」と名乗っているグループが活用しだしても止められないんですか?

使用を止めることはできないね。どれだけ名前が危なっかしくても犯罪集団とは判断できないからねぇ。
最悪なパターンでは、CC0ライセンスにしたことで無用な争いに巻き込まれてしまうことも考えられます。
作品の著作権がなくなったとしても、作品の責任がなくなるわけではありませんので注意してください。
これらのメリット・デメリットを総評すると、CC0を利用すべき作品はコミュニティを巻き込んだ作品にしたい場合に有効でありそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はCC0を始めとしたCCライセンスや著作権についてお話させていただきました。
- CCライセンスは国際的に通用する著作権の規格
- 著作権の帰属先を調べ、使用の際は所有者の意思を必ず確認、著作権を軽視しない
- NFT作品にCCライセンスを表記することで簡単に国際に準じた著作権表示ができる
CCライセンスは著作者側にも作品を利用する側にも便利なものであります。
これを期にCC0ライセンスが適応されている作品を利用して何かをつくってみたいと執筆していて感じました。
CCライセンスを採用している作品の作者は、”悪用さえされなければ”多く広まって欲しいと思っているはずです。

著作者に敬意を払って楽しく使用させてもらいましょう!
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一緒にNFT界隈を盛り上げていきましょう!

それでは、ありがとうございました!
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