
こんにちは、九十九すいです!NFTにも利用されているガス代(手数料)が安いPolygon(MATIC)について紹介してもらうよ!
こんな疑問をもったあなたにおすすめです!
- Polygon(MATIC)と聞くけど、何かよくわからない
- Polygon(MATIC)の将来性は?
- Polygon(MATIC)は何に使用されているの?
Polygon(ポリゴン)とMATIC(マティック)は、同じ仮想通貨を指します。
Polygon(ポリゴン)と呼ばれたり、MATIC(マティック)と呼ばれたりするのは、プロジェクトの開発当初は「MATIC」の名称で親しまれていましたが、2020年に「Polygon」に改名したからです。
ややこしいですが、厳密にはトークンつまり仮想通貨のことは「MATIC(マティック)」と呼ぶことになっています。
しかし、「Polygon = MATIC」と覚えておけば問題ありません!
執筆者情報

- Webクリエイター& web3ブロガー
- 元Webインストラクター(企業 / 個人)
- NFTコミュニティ所属
この記事では、手数料がETHよりも安く、高速処理に優れているPolygon(MATIC)について解説させていただきます。
Polygon(MATIC)はその特徴を活かし、NFTと言われるデジタルコンテンツを扱うことのできる仮想通貨としても人気が高いです。
世界最大級のNFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)でも、Polygon(MATIC)を使用したNFTが幅広く流通しています。
通貨としての価値だけではなく、NFTにも流用できる点がPolygon(MATIC)の強みです。
「NFT?OpenSea?」と疑問に思われたあなたは、Polygon(MATIC)の将来性を知るためにも関連記事を見てみるのはいかがでしょうか?

イッツ・ショータイム!
Polygon(MATIC)を購入するための国内取引所として、1円からPolygon(MATIC)を購入できるビットフライヤーの利用がおすすめです!
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Polygon(MATIC)とは

Polygon(MATIC)はイーサリアムのセカンドレイヤーとして、イーサリアムの問題点を解決し、より便利なブロックチェーンにするために開発されたものです。
セカンドレイヤーであるPolygon(MATIC)を使用することで、本来はイーサリアムのみで処理しなければならなかった処理をPolygon(MATIC)で処理することができるようになります。
そうすることで、イーサリアムの負担を減らし、イーサリアムよりも早く・手数料の安い処理を可能にしています。

イーサリアムが苦手としている箇所をPolygon(MATIC)が担当することで、お互いに得をする仕組みになっているんだね!
Polygon(MATIC)の基本情報
通貨名 | Polygon(MATIC) |
通貨単位(シンボル) | MATIC(マティック) |
発行上限枚数 | 100億枚 |
設立 | 2017年 |
国内取引所 | bitbank ビットフライヤー |
公式サイト | https://polygon.technology/ |
Polygon(MATIC)のチャート(直近1年)
Polygon(MATIC) 3つの特徴
- 処理が早く・手数料が安い
- PoS(プルーフ オブ ステーク)を採用
- Polygon(MATIC)を採用するサービスがある
1|処理が早く・手数料(ガス代)が安い
Polygon(MATIC)の最大の特徴であり強みなのは、処理が早く・手数料が安いことです。
Polygon(MATIC)は、1秒あたり65,000件の処理をすることが可能となっています。
イーサリアムは、1秒あたり15件の処理しかできないため、その差は歴然としています。
Polygon(MATIC)の手数料(ガス代)についても数円~数百円と安くなっており、イーサリアムの数百円~数万円の手数料よりも優れていることがわかります。

イーサリアムの問題点を解決するために開発されただけはあるね!
2|PoS(プルーフ・オブ・ステーク)を採用
Polygon(MATIC)やイーサリアムなどの仮想通貨では、データを正しく処理できているかを計算する人を報酬と引き換えにして集めています。
データを正しく処理できているかを調べる方法として、代表的な「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」と「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」があります。
Polygon(MATIC)では、そのうちの「PoS」を活用することで、高速な処理・安価な手数料を実現させています。
PoS(プルーフ・オブ・ステーク) | PoW(プルーフ・オブ・ワーク) | |
---|---|---|
仕組み | 仮想通貨を預けている人に報酬 | 一番最初に処理できた1人に報酬 |
必要な労力 | 対象者が抽選されるので対象者のみの労力になる | 全員で競うので高い労力がかかる |
報酬 | 少ない | 多い |
PoWとPoSについて詳しく知りたいあなたは関連記事からどうぞ!
3|提携企業が豊富
Polygon(MATIC)と提携している企業はいくつもあります。
- 「ワーナーミュージックグループ」 web3音楽プラットフォーム「LGND Music」
- 「米スターバックス」 ポイントとNFT収集などのリワードプログラム「オデッセイ(Odyssey)」
- 「UPBOND(アップボンド)」 web3領域のサービスを提供するサービス
- 「ゲーム開発企業Thirdverse(サードバース)」 キャプテン翼ブロックチェーンゲーム
- 「ナスダック上場企業DraftKings」 NFTマーケットプレイス「DraftKings Marketplace」
これだけ多くの企業と提携していると、Polygon(MATIC)の利用者が増え、需要と供給に安定性が生まれます。
他の仮想通貨と比べ、価格に裏付けができる点でも大きな強みになります。

ワーナーミュージックグループやスターバックスなど利用したことのある企業もあるね!
Polygon(MATIC)の将来性

Polygon(MATIC)の将来性は、下記3つがポイントになります。
- Polygon(MATIC)の国内仮想通貨取引所の上場が増えるか
- Polygon(MATIC)を利用したNFTの需要が高まるか
- 提携企業が増えていくか
国内仮想通貨取引所に上場するためには、日本の厳しい審査を通過する必要があり、時間と労力がかかります。
よって、国内仮想通貨取引所でPolygon(MATIC)の扱う箇所が増えるということは、それだけPolygon(MATIC)に期待がかかっていることの証明にもなります。
次に、Polygon(MATIC)を利用したNFTの需要が高まることで、そのNFT取り引きに必要なPolygon(MATIC)を所有する人が増え、価格の上昇に期待ができます。
最後に、提携企業が更に増えることで、企業がPolygon(MATIC)の暴落を防ぐ役割を担う可能性が高いため、価格により安定性をもたらすことが予想できます。

3つのポイントをクリアできれば、Polygon(MATIC)の将来は明るそうですね!
Polygon(MATIC)を利用した国内プロジェクト 4選
- NFTマーケットプレイス「HEXA / ヘキサ」
- NFTアート「Perfume」
- NFTカードゲーム「CRYPTO SPELLS(クリプトスペルズ)」
- NFT出席証明「自民党」
1|NFTマーケットプレイス「HEXA / ヘキサ」
ヘキサとは、国内NFTマーケットプレイスであり、実業家の与沢翼氏や元サッカー日本代表の森重真人選手も利用しています。
NFTを日本円で買うことができ、NFTの発行がたった3ステップでできるNFTマーケットプレイス「ヘキサ(HEXA)」は、Polygon(MATIC)とイーサリアムを使用しています。
NFTを「Polygon(MATIC)」もしくは「イーサリアム」で発行するかを選択できるようになっており、Polygon(MATIC)の方がイーサリアムより手数料が安くなっています。
ヘキサについて詳しく知りたい方は下記リンクへどうぞ!
2|NFTアート「Perfume」
中田ヤスタカ氏がプロデュースしている3人組テクノポップユニットの「Perfume」もPolygon(MATIC)を使用しNFTアートを制作し、Polygon(MATIC)を使って販売しました。
パフォーマンスで披露された振付の中から、Perfumeのメンバー3人の象徴的なポーズの3Dデータを使用し、「Imaginary Museum “Time Warp”」として作品が制作されます。今回もコンセンサスアルゴリズムにPoSを採用し環境負荷を小さくしたPolygon(ポリゴン)を採用した、ライゾマティクス独自のNFTアートのマーケットプレイス「NFT Experiment」でリリースします。
ーー引用元:COINPOST「NFT活用のPerfume、新曲『ポリゴンウェイヴ』をリリース」
この作品は、Netflixで配信された「Perfume Imaginary Museum “Time Warp”」で使用したデータを元に制作されました。
このパフォーマンスで披露された振付の中から、Perfumeのメンバー3人の象徴的なポーズを3Dデータ化してNFT化されています。
第一弾は、1作品のみの出品で最高落札価格は約300万円でした。
第二弾は、7作品出品され最高落札価格は約100万円となっており、Perfumeの高い人気が伺えます。
3|NFTカードゲーム「CRYPTO SPELLS(クリプトスペルズ)」
CryptoGamesが運営する、「カードを自由に売買・発行できる次世代カードゲーム」クリプトスペルズがPolygon(MATIC)に対応しています。
このゲームでは今までのデジタルカードゲームと違いカードをNFT化することで、まるで現物のカードと同じように資産として持てるようになっています。

クリプトスペルズのカードは他の対応しているゲームでも使えるようです!
Polygon(MATIC)に対応することで手数料が安くでき処理速度も早くなることで、クリプトスペルズがより良いシステムとなることが期待できます。
4|NFT出席証明「自民党」
Polygon(MATIC)は、自民党が発行する出席証明書NFTにも使用されています。
このNFTは、会議や研修会の参加者に、その場にいたことを証明できるNFTとして、出席証明・記念バッジとして配布するそうです。
これは、ブロックチェーンスタートアップ企業のIndieSquare(インディースクエア)が開発したNFTプラットフォーム「HAZAMA BASE」で発行されます。
その発行元のNFTプラットフォーム「HAZAMA BASE」基盤にPolygon(MATIC)が採用されています。

Polygonの特徴である手数料が安い、早いことを上手く利用しているね!
おすすめ取引所「Polygon(MATIC)」

『クイック本人確認』の場合はお手元のスマホで本人確認書類と自分の顔を撮影して送信するだけで本人確認をすることができ、即日取引も可能です。
※審査の状況に応じて時間がかかる場合がある。
※対面で本人確認をする場合は2~3日程度かかります。
ビットコインやイーサリアムの主要な仮想通貨以外にもリップル、ビットコインキャッシュなど17種類もの仮想通貨を1円から扱うことができます。
評価項目 | 評価 |
---|---|
総合評価 | |
取引銘柄数 | |
手数料 | |
セキュリティ | |
アプリの使いやすさ | |
サービスの展開 |
取り扱い通貨(19銘柄)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ネム(NEM/XEM)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- テゾス(XTZ)
- シンボル(XYM)
- チェーンリンク(LINK)
- ポルカドット(DOT)
- リスク(LSK)
- ポリゴン(MATIC)
- メイカー(MKR)
- フレアー(FLA)
基本情報 | bitFlyer |
---|---|
最低取引金額 | 1円 |
取引所手数料 | 約定数量×0.01~0.15%(単位:BTC) |
販売所手数料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込:各銀行所定額 |
クイック入金 | 住信SBIネット銀行のみ無料 |
出金手数料 | 三井住友銀行 220円~ それ以外 550円~ |
スマホ完結(登録~取引) | ◯(IOS / Android) |
積立購入機能 | ◯ |
関連記事 | ビットフライヤーの評判 |
公式サイト | bitFlyerの公式サイト |
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【番外】Polygon(MATIC)とイーサリアム 特徴比較
Polygon(MATIC) | イーサリアム | |
---|---|---|
使用者 | 少ない | 多い |
OpenSea取引量 | 少ない | 多い |
商品の価格帯 | 少額商品多め | 高額商品多め |
ガス代(手数料) | なし | 必要(一部無料) |
出品した時 | ガス代必要なし | ガス代必要 |
オークション販売 | 不可 | 可能 |
購入者の負担 | Polygonへの両替の負担 | 高額なガス代 |
処理速度 | 速い | 遅い |
円への交換 | ◯ | ◯ |

Polygon(MATIC)のNFTは、その手数料の安さから、Giveaway(配布)や記念に使われるケースが多いよ。
NFTや仮想通貨を初めて試すのなら手数料や単価の安いPolygon(MATIC)がおすすめです!
実際に、わたしがPolygon(MATIC)を使用してNFTを発行した方法を関連記事に掲載しました。
無料でNFTを発行する方法を知りたいあなたは下のリンクからどうぞ!
Polygon(MATIC) vs イーサリアム 手数料・処理時間の比較
Polygon(MATIC) | イーサリアム | |
---|---|---|
1取り引きあたりのおおよその手数料 | 数円から~数百円 | 数百円~数万円 |
各処理時間の目安 | 数秒~数十分 | 数分から~数時間 |

ただし、手数料や処理時間は取り引きが活発になる時間帯や個人の設定などにより、大きく変動するからその都度確認が必要だよ!
NFTに利用するならPolygon(MATIC)とイーサリアムどっちが良い?
- 試しにNFTを発行してみたい
- たくさんのNFTを発行したい
- NFTを配布したい
- NFTを高額で取引したい
- NFTを発行する数は少ない
- NFTをオークション形式で販売したい

費用を安く抑えたり、お試しでNFTに挑戦するケースでは、Polygon(MATIC)が絶対おすすめだよ!
まとめ|Polygon(MATIC)は有名企業からも採用されている仮想通貨
今回は、手数料や処理速度の早さから、採用するサービスや提携企業が豊富な仮想通貨Polygon(MATIC)についてお話させていただきました。
- Polygon(MATIC)はイーサリアムのセカンドレイヤーとして開発された仮想通貨
- Polygon(MATIC)の将来性は提携企業や採用サービスの増加により期待ができる
- Polygon(MATIC)は米スターバックスやワーナーミュージックグループで使用されている
Polygon(MATIC)は、手数料や処理時間でイーサリアムに勝っていますが、イーサリアムがなければセカンドレイヤーであるPolygon(MATIC)はありえません。
Polygon(MATIC)の今後に注目する場合には、イーサリアムの動向もチェックすることが大切になってきます。
「イーサリアムとは?」「イーサリアムについてしっかり知りたい」というあなたは関連記事をどうぞ!

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それでは、ありがとうございました!
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