
こんにちは、九十九すいです!今回は仮想通貨ポリゴン(Polygon)をつかってOpenSeaでNFTを出品するまでの流れを画像付きで紹介するよ!
- ポリゴン(Polygon)を使ったNFT出品の流れを知りたい
- ポリゴン(Polygon)とイーサリアム(Ethereum)どっちがおすすめ?
- ポリゴン(Polygon)で出品するメリットは?
執筆者情報

- Webクリエイター& web3ブロガー
- 元Webインストラクター(企業 / 個人)
- NFTコミュニティ所属
この記事を読めば、ポリゴンを使ったNFT出品のメリットとデメリットを理解したうえで実際に出品をすることができるので損をしにくいです。
さらに記事後半、画像付きでご紹介する手順どおりに進めていただければあなたも簡単にNFTを出品できます。
今回出品で使うポリゴンを購入するなら、初心者でも簡単に登録できるbitFlyerがおすすめです。
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イッツ・ショータイム!
【重要】ポリゴン(Polygon)の仕様が変更
- 最低出品額(5ドル)の撤廃
- MATICで出品販売が可能に
- ガス代が必要になった(MATIC)
- コレクションオファーができるように
- オークション販売が可能
- 複数の作品を同時にトランスファーする機能が実装
- 複数アドレス登録が可能となり共同出品機能が実装
本記事では仕様変更で変わった点を含めてご紹介していきます。
ポリゴン(Polygon)出品時のメリット
- オークション販売が可能になった
- 取引の処理速度が速い
- お試し感覚で始められる
オークション販売が可能になった
オークション形式はOpenSeaにおける販売方法のひとつで、一定の期間を設けて買い手を募集します。
形式は2種類あり購入者がオファー(購入希望)する場合と購入者が現れるまで価格が下がる方法があります。
ーーOpenSea 時間指定オークションの仕組みは?
- 最高額入札者に販売 : 最終的に最高入札者が落札します
- 価格下落制で販売 : アイテムの買い手がつくまで価格が下落します
これまではオークション販売ができませんでしたが、仕様変更にともない実装されました。
ポリゴンをつかったオファーも可能になったため、ポリゴンでの出品の幅は格段に広くなったといえます。
取引の処理速度が速い

ポリゴンはイーサリアムの課題解決を目的としたブロックチェーンです。
- 売買が集中すると取引に時間がかかる:取引の道が渋滞して車がはやく走れなくなるイメージ
- 手数料が高くなる可能性:手数料を高く払うと優先的に取引されるため、手数料高騰の可能性がある
そのためポリゴンは処理速度がイーサリアムより速く、手数料も抑えられている特徴があります。
下の記事でポリゴンの仕組みや将来性を徹底解説していますので「どうして速いんだろう?」と思ったら今すぐその疑問を解消しましょう!
比較的ガス代が安い
一回の送金を比較すると、ポリゴンはイーサリアムにくらべておよそ数百円ほど安いです。
SNSをみると同様の声が見受けられます。
みんな大好きイーサリアムでやるとガス代(手数料)が1回数百円は掛かるけど、Astarなんかは0.001円くらいなはず。Polygonは数十円くらいかな
—Twitter
ETHで発行したNFT⇩
—Twitter
0.005ETH $8.27https://t.co/Zv1JY23nrG
MATIC(PolYgon)で発行したNFT⇩
5MATIC $5.13https://t.co/Z2ZdlwyUg6
2023年1月21日14:00時点
Transfer(譲渡)する場合のGAS代
ETH版が3.39ドル
MATIC版が 8.87ドルでした
購入はMATICの方がPolygonGASで手数料安くなるようです
仕様変更でOpenSeaで出品する場合にガス代が発生するようになりましたが、イーサリアムと比べると安いことがわかりますね。
ポリゴン(Polygon)出品時のデメリット
- ガス代がかかるようになった
- ポリゴンを使っているユーザーが少ない
- イーサリアムに比べて作品の価格が安い
ガス代がかかるようになった
仕様変更によってポリゴンはNFT出品時にガス代が発生するようになりました。
- アイテムの出品/転売
- 固定価格の販売停止
- オファー承認
- アイテム送付
これまでポリゴンは無料でNFTがつくれたので失敗が怖い初心者におすすめでした。
しかしこれからはNFTの出品時にガス代が発生するため、無料とは言い難い状況です。

それでもガス代自体は安いので、コスパが良いのは変わらないと思われます!
供給過多になっている
ポリゴンは「出品されているNFT作品>ポリゴンを持つ購入者」と供給過多の側面があります。
OpenSeaで出品される人気NFT作品の多くはイーサリアムブロックチェーンに対応しています。
そのためOpenSea全体でみるとイーサリアムユーザーが多く、ポリゴンユーザーが少ない傾向にあります。
一方で手軽さが売りのポリゴンは多くの作品が出品されています。
試しにOpenSeaでイーサリアムとポリゴンのNFT数を比べてみると、ポリゴンをつかったNFT作品のほうが多いとわかります。
イーサリアム

ポリゴン

このようにポリゴンを使う購入者は少ない一方で、NFTの数は多いという状態になっているため注意が必要です。

作品自体を気に入ってもらえれば供給過多でも問題ないね
イーサリアムに比べて作品の価格が安い
気軽に始められる点やイーサリアムの課題解決などの特徴から、ポリゴンで出品したNFT作品は価格の安い作品が多いです。
そのためNFTで利益を出そうとする場合、ポリゴンはいい結果をだしにくいといえます。
一方でイーサリアムは価格が高く、数万~数億円と手を出しづらい価格帯が特徴です。
さらにポリゴンよりも買い手が多いため二次流通もしやすく、人気のNFTコレクションは軒並みイーサリアムをつかっています。

でも価格が高いということは、ガス代も高いってことでは・・・?

価格の高さと手数料の高さは関係しているから、やっぱり自分にあう出品方法を選ぶのがよさそうだね。
イーサリアムやポリゴンでNFTを作成する場合は、取引所で口座を作る必要があります。
まだ口座をつくっていない場合は、初心者でも安心して始められるbitFlyerがおすすめです!

くわしい口座開設の方法を知りたい方は「ビットフライヤー口座解説【5ステップ】」の記事をどうぞ!
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【OpenSea】ポリゴン(Polygon)を使ったNFT発行までの流れ
- MetaMask(仮想通貨用の財布)に登録
- MetaMaskにPolygonネットワークを接続する
- OpenSeaでアカウント登録をおこなう
- My Collectionの作成
- My Collectionへ作品を登録
- NFTの価格設定
1|『MetaMask(メタマスク)』に登録
仮想通貨用財布であるMetaMaskは『METAMASK 公式サイト』からダウンロードできます!
1 MetaMaskを開き「ウォレットの作成」をクリック
2 MetaMaskの品質向上へのご協力のお願いに「同意します」をクリック
3 パスワードを設定して「使用条件を読んで同意しました」にチェックをいれ「作成」をクリック
4 リカバリーフレーズが「ウォレットの鍵」であると確認したら次に進む
5 シークレットリカバリーフレーズの説明をよんだら「秘密の言葉を表示するにはここをクリックします」を押して12個の単語と並びを覚えて「次へ」をクリック
6 シークレットリカバリーフレーズを入力
最後に「すべて完了」をおしてウォレットを追加できました。
もっと詳しく「画像付きで流れを知りたい!」という方はこちらの記事もどうぞ!
2|MetaMaskネットワークを連携
MetaMaskは様々な通貨をまとめて管理する財布の役割をしています。
MetaMaskにPolygonネットワークを接続することでポリゴンを使えるようになります。
以下の説明も、すべて翻訳後の画像を使用しております。
1 MetaMaskをひらいて、きつねマークの右側にある文字列の下矢印をクリック

2 「ネットワークの追加」をクリックして、下記を参照に必要な情報を記入して保存します。
- ネットワーク名(Network Name):Polygon PoS (Matic) Mainnet
- 新しいRPC URL(New RPC URL):https://polygon-rpc.com
- チェーンID(Ahain ID):137
- 通貨記号(Currency Symbol(optional)):MATIC
- ブロックエクスプローラーのURL(任意)(Block Explorer URL(optional)):https://polygonscan.com
※Polygon公式ブログで紹介されているネットワーク情報です。URLの先にある記事をひらくと記入項目が確認できます。
最後に⑥の保存をクリックすれば接続完了です。
きつねマークの右側にある文字列が「Polygon PoS (Matic) Mainnet」となっていることが確認できます。
ポリゴンを使えるようになったら、続けてOpenSeaのアカウント登録をしましょう!
3|OpenSeaへ登録
OpenSeaの公式サイトはこちらになります!
サイトを開いたら登録をしてみましょう。
1 トップページで人のアイコンをクリック
2 MetaMaskを選択しパスワード入力後「ロック解除」を押したらそのまま「次へ」をクリック
3 「接続」を押すとアカウントページが開くので歯車マークをクリックしてプロフィールを記入
- Username:好きな名前
- Bio:自己紹介文
- Email Address:メールアドレス
- Links:URLを入力
- Wallet Addres:自分のウォレットのアドレス
- profile Image:アイコン/350×350px(最大サイズ100MB)
- Profile Banner:バナー/1400×400px(最大サイズ100MB)
5 全部完了したら⑧「Save」をクリック
6 OpenSeaから届いたメールを確認し「VERIFY MY EMAIL」をクリック
これでOpenSeaのアカウント登録が完了しました!
4|マイページ作成
アカウントページを開いて早速「My Colection」を作成しましょう!
1 右上のアカウントアイコンをクリックして「My Collection」を選択
2 署名ボタンを押してMy Collectionsを開き、『Create a collection』をクリック
3 コレクション設定ページが開くので記入します
- Logo image:アイコン
- Featured image:アイキャッチ
- Banner image:ヘッダー
- Name:名前
- URL:コレクションのURL
- Description:紹介文
- Category:「Art」(似た画像を何枚も販売する場合は「Collectibles」がおすすめです)
- Links:URL
- Royaltiesは転売次のロイヤリティ設定です。
- Percentage fee:売上の何パーセントをうけとるか決めます。
- Your payout wallet address:MetaMaskのアドレス
- Blockchain:Polygon(NFTを発行する際のブロックチェーンの種類)
- Payment tokens:ETH(報酬として受け取る仮想通貨)
- Display theme:containdを推奨します。(作品の表示方法)
最後に「Create」をクリックすればコレクションページの完成です!
このまま作品を登録してみましょう。
5|NFT作品を登録
1 画面右上の「Create」クリック
2 作品の情報を入力

- Image, Video, Audio, or 3D Model:作品のデータファイル(100MBまで)をアップロード
- Name:作品名
- External Link:作品の紹介をしているウェブページがあればURLを記入します
- Description:作品の説明/紹介文
- Collection:先ほどつくったコレクションを選択
- Properties(※1):作品の詳細情報(名前や年齢など)に関するテキストデータを追加
- Levels(※2):数値(プログレスバー形式)の情報を追加
- Stats(※3):数値(テキストのみ)の情報を追加
- Unlockable Content:購入者だけが利用できる追加コンテンツを登録するかどうか
- Explicit &Sensitive Content:センシティブな作品かどうか(該当する場合はチェック)
- Supply:発行可能なNFTの上限数
- Blockchain:作品の販売で使うブロックチェーンを選択
「⑥ Properties」「⑦ Levels」「⑧ Stats」は、いずれも特徴を追加するためのものです。
例えば忍者(ninja)というNFT作品を1000体作ったとします。
1体1体キャラクターを探すのは大変なので絞り込み検索をするときに使えます。

例えば、【Weapon:Syuriken】のNFTキャラクターだけ表示したい場合です!
⑥Properties(※1)

- 名前(NAME):サスケ
- 性別(GENDER):男
- 武器(WEAPON):手裏剣
⑦ Levels(※2)

攻撃力(Attack):レベル3(最大10レベル)
すばやさ(Speed):レベル6(最大10レベル)

今回は最大数値を10にしたけど、好きな値に変更できるよ!
⑧ Stats(※3)

身長(Height):120cm(最大200cm)
体重(Weight):40kg(最大100kg)

単位(kgやcm)の表示はできないから、気をつけてね!
⑫Blockchainについて、この記事ではPolygonをつかいたいので『Polygon』を選択しましょう!

最後の項目「Freeze metadata」はNFTに含まれるコンテンツのすべてを永久に凍結し、分散ファイルストレージに保存するための設定です。
凍結したコンテンツのデータは特定のデータ以外は一切変更できなくなり、改ざんや紛失のリスクがなくなります。
この項目は一度アイテムを作成したあとでなければ設定できないので、ここではスルーして問題ありません!

「Freeze metadata」を使用するにはガス代(手数料)がかかるから注意してね!
すべて入力して「Create」をクリックすると、作品が登録されます。
ここまできたらあと少しです!
最後にNFT作品の値段設定をしましょう。
6|NFTの価格設定
1 画面右上にある「売る」をクリック
2 「Fiexed Price(売却価格)」を選択し、値段を入力したら「Complete listing」をクリック
3 「署名」を押したら、Complete your listingと表示されるので「sign」をクリック
4 内容に目を通したら「確認」をクリック
5 「トークン追加」をクリックすると30〜60分で処理が完了
これでNFTアートの完成です!
よくある質問
【結論】ポリゴン(Polygon)は手数料をおさえて出品ができる!
この記事ではイーサリアムとポリゴンの違いを説明してから、実際にNFTを始めるまでの流れをお伝えしました。
- NFTをpolygonで出品する場合はネットワーク選択が重要
- 本格的にやりたいならイーサリアム、お試し感覚ならポリゴンがおすすめ
- ポリゴンは処理速度がはやく手数料も安い
ポリゴンの仕様変更は、メリット・デメリット両方に影響を与えましたが、新しくNFTを始める人にとってはチャンスになる可能性があります。
それは環境が変わることで従来の方法が通用しなくなり、みんなが一度平等に近い状態になる場合が多いからです。
NFT市場は2021年より急成長しています。
そして、これからもっとNFTの知名度が上がり、市場が伸びる可能性があります!
このチャンスをいつでもつかめるよう、仮想通貨口座など事前に準備できるものはすませておきましょう。

是非この機会に新しいNFT体験をしてみてはいかがでしょうか。
TechMoire(テックモワ)ではNFTやメタバースを中心に情報を発信しております。
もしよければ、Twitter(@TechMoire)のフォローなどもよろしくお願いします。
一緒にメタバース・NFT界隈を盛り上げていきましょう!

それでは、ありがとうございました!
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