
こんにちは、九十九すいです!今回は話題の日本発NFTマーケットプレイス、ヘキサ(HEXA)について紹介してもらうよ!
この記事はこんな方におすすめです!
「英語表記だからやっぱり不安…」
「OpenSeaとの違いは?」
「ガス代とは難しいことは考えずにNFTを始めたい!」
執筆者情報

- Webクリエイター& web3ブロガー
- 元Webインストラクター(企業 / 個人)
- NFTコミュニティ所属
日本企業が運営、NFTを日本円で買うことができ、NFTの発行がたった3ステップでできる「ヘキサ(HEXA)」をご存知でしょうか。
NFTとはノンファンジブルトークンの略称で、デジタルデータの唯一性の証明書です。
自分の持っているデジタルデータが唯一無二であることを証明できるものです。
国内では様々な芸能人(香取慎吾、広瀬すず)やアイドル(ももクロ、SKE48)などがNFTに参入しています。
しかし、いざNFTを購入・発行したいと思っても大手NFTマーケットプレイス「OpenSea」のように海外サイトであることが多いです。
すでにOpenSeaなどを利用されている方も見逃せない内容となっています。

イッツ・ショータイム!


ヘキサは日本向けのNFTマーケットプレイスなので日本円が使えます。
しかし、海外のNFTマーケットプレイスである、OpenSeaでは仮想通貨が必要になります。
そのための、仮想通貨購入にコインチェックが特におすすめです。
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ヘキサ(HEXA)とは
ヘキサとは、NFT(デジタルデータ)を簡単に「発行」「販売」「転売」ができる日本発のNFTマーケットプレイスです。
ヘキサを利用する際の特徴は下記があげられます。
- NFTを日本円だけで取引ができる(仮想通貨不要)
- NFTの発行がたった3ステップでできる
- NFT保有者だけが見れるコンテンツを用意できる(保有者限定袋とじコンテンツ)
- NFTが転売されてもNFTの発行者に収益が入る
- NFTを販売して売れなくても費用はかからない
これらの特徴を見ても、OpenSeaのような大手NFTマーケットプレイスに劣らない特徴です。
日本語かつ日本円で取引ができるのは、海外NFTマーケットプレイスにはない大きな利点です。
すでに多くのクリエイターの方々がヘキサに参加されNFTで取引を行っています。

約5万件近い出品がされているようです!
ヘキサを利用する3つメリット
ヘキサがどんなマーケットであるか概略を把握したところで、次にヘキサを利用するメリットから紹介します。
NFTの出品がわかりやすく、簡単にできる
ヘキサでは、Twitterアカウントと連携させることですぐにヘキサに登録できるようになっています。
そして、下記画像のページでNFTとして発行したいツイートや作品(デジタルアートなど)を選択することで、ヘキサにNFT化の申請ができます。

ツイートNFTにはどんな価値があるんですか?

ツイートNFTは、そのインフルエンサーを応援した証にもなるし、NFTであるから資産的価値もあるね!
下図はツイートをNFT化する際の画面です。
四角の中央になる「+」ボタンを押して、ツイートを選択するだけの簡易的な画面になっています。

その後はNFTの販売条件を決めてマーケットに出品となります。

たったこれだけでNFT化できるのは簡単ですね!
日本語でやり取りができる
ヘキサの運営元は「メディアエクイティ株式会社」という東京都品川区の会社が運営しています。
OpenSea等の海外NFTマーケットプレイスとは違い、窓口も日本語で対応してもらえます。
万が一、何か問題が発生した場合でも、すぐに対処してもらいやすいのは有り難いです!
これらが、日本の著名なクリエイターや有名人が安心してヘキサを利用できる理由の1つです。

海外の会社では、どうしても問題があった時のやり取りに苦労してしまうからね…
ヘキサのNFTはOpenSeaに出庫ができる
世界最大級のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaにヘキサのNFTは出庫ができます。
前提として、NFT用のデジタル上のお財布である「MetaMasuk」や「OpenSea」についてある程度の知識が必要となりますが、すでにOpenSeaで活動されている方には便利な機能です。
OpenSeaでの売却方法の詳しい解説は、「ヘキサ(HEXA) 公式サイト(Open Sea(マーケットプレイス)でNFTを売る方法)」で確認してみてください!
ヘキサのNFTをOpenSeaに持ち出すことで、OpenSeaという大きなマーケットプレイスで取引ができます。

やり方がよくわからなくても窓口が日本だから安心だね!
ヘキサを利用するデメリット
次にヘキサを利用するデメリットを紹介します。
手数料が高い
NFTの取引を行う際、切手も切り離せないのがガス代です。
ガス代とは一言で表すと、イーサリアム(仮想通貨)の取引を行う際の手数料のようなものです。
「手数料は誰に払ってるの?」「なぜ払う必要があるの?」という方はマイニングの記事を見てみてください!
ちなみに手数料が発生するケースは下記です。
- イーサリアムを他者に送ったり、他者から受け取る時
- NFTの売買を行う時
- NFTを他者に送ったり、他者から受け取る時
- NFTを発行する時
ヘキサではNFTの「発行」を行う際に、使用するシステムを選択することができます。
そのシステムによって手数料の違いがでてきます(下図参照)
システム名 | 手数料 |
---|---|
MATICチェーン | 20% |
イーサリアムチェーン | 30% |
MATICチェーンの場合ではヘキサの手数料は20%、イーサリアムチェーンNFTの場合では30%です。
「MATICチェーン」「イーサリアムチェーン」についての違いを説明します。
イーサリアムチェーンとは、簡単に言ってしまえば、老舗のシステムです。
しかし、手数料が高いのが問題点です、そこで手数料を安くするために開発されたのがMATICチェーンです!

安く作るならMATIC、一択ですね!
上記の様に、ヘキサでは約20~30%の手数料が取られてしまいます。
これは、NFT海外マーケットプレイス「OpenSea」と比較するとかなり高くなってしまいます。
OpenSeaの手数料はなんと、取引時の2.5%のみです。

「OpenSeaのほうがいいじゃん!」と思うかもしれませんが、注意点があります!
一見、ヘキサよりもOpenSeaのほうがお得に見えます。
けれども、OpenSeaでNFTを販売することを選択した場合には「ガス代を抑える」「仮想通貨への換金手数料を安く抑える」などの工夫が必要です。
上記のようなテクニックを駆使しなければ、かえって費用が増えてしまうことがあります。

ガス代や仮想通貨が分からない、ぼくにとってはヘキサが良さそうです!

NFTをまずは手軽に楽しみたい方におすすめです!
NFT化した作品の利用に縛りがある
ツイートNFTまたは画像・イラストNFTに関するデータを、ブロックチェーン上以外において、自己使用以外の目的で利用する行為(当該データをブロックチェーン上以外で複製、第三者提供等する行為、当該データを元に製品を作る行為等を含みます)
ーーヘキサ(HEXA) 公式サイト 発行者利用規約 第12条(禁止事項)
公式サイトの引用を解釈すると、NFT化したイラストを第三者に提供したり、本に掲載したりグッズにはできなくなります。
ファンからの「グッズ化してほしい!」などの強い要望にも、ヘキサの規則によって応えられないということになります。
NFTは自分の作品を知ってくれる場所が増え、活発にならなければ価値も伸びづらいです。
その中で、これらの禁止事項をクリエイターの意思に関係なく禁止されてしまうのは大きなデメリットです。
裏を返せば、それだけしっかりとした規約があるので、安心感や法律面では心強いというメリットもあります。
- ヘキサ:日本国内など限られたコミュニティで安全性を重視した運用をしたい方
- OpenSea:多少のリスクがあっても、自分で調べ、自由で大きなマーケットに挑戦したい方

作品の目的に合わせてNFTマーケットプレイスは使い分けた方が良さそうだね!
日本向けだからコミュニティが狭い
下図は世界人口の国別ランキングです。
順位 | 国名 | 推計人口(単位:千人) |
---|---|---|
1 | 中華人民共和国(中国) | 1,433,784 |
2 | インド | 1,366,418 |
3 | アメリカ合衆国(米国) | 329,065 |
4 | インドネシア | 270,626 |
5 | パキスタン | 216,565 |
6 | ブラジル | 211,050 |
7 | ナイジェリア | 200,964 |
8 | バングラデシュ | 163,046 |
9 | ロシア | 145,872 |
10 | メキシコ | 127,576 |
11 | 日本 | 126,167 |
日本の人口は第11位で約1.2億人で、アメリカの人口は第3位で約3.3億人です。
その差はざっと3倍です。世界の総人口は約78億人となっており、日本の約78倍もの差があります。
単純な比較ではありますが、日本人向けのマーケット(ヘキサ)を選択する時点で78分の1の市場を選択することと同義となります。

お客さんがたくさん来るところで出店した方が売れやすいことは確かです…
上記のようなメリットやデメリットがヘキサにはありました。
ヘキサを利用されている著名人には誰がいるのでしょうか、実例を見ていきます。
ヘキサを利用した著名人や企業
ヘキサはすでに何人もの著名人が利用しています。
ここではヘキサを利用された著名人の実例をご紹介します。
日本の実業家の「与沢翼」氏
話題には事欠かない個人事業家の与沢翼氏がヘキサにも登場しました。
与沢翼氏の第2子誕生のツイートをNFTとしてオークションにかけることで約1,041万円で競り落とされました。

このNFTは居間にでも飾るのかねぇ…
そして、その売上金約1,041万円は手数料等を除き、与沢翼氏が選出した7名の方に配られました。

売上金も、使い道も、夢のある企画ですね!
プロサッカー選手「森重真人」氏
Jリーグ・FC東京所属で元日本代表のプロサッカー選手の森重真人氏もヘキサを利用しました。
落札金額は約22万円と先程の例と比べると控えめですが、新年の挨拶ツイートにそれだけの価値が付くことがNFTの強みとも言えます。
この売上金は「荒川区サッカー協会 知的障がい児フットサル教室」を毎試合ご招待するための年間チケット購入台に充てられたそうです。

年始の挨拶ツイートが子どもたちの笑顔に変わるなんていい話だね!
その他・実店舗スポンサーNFT
ヘキサではスポンサーNFTとして実店舗のある喫茶店などを応援する意味合いでのNFTも出品されています。
「こはくの天使(ハンバーガー店)」「黒門茶屋(和カフェ)」の実例を紹介します。
(左)こはくの天使が2月18日に実施した、ヘキサを利用したNFTのファーストセールではスポンサーNFT18個が発売開始後わずか2分で完売した実績を残しています。
(右)黒門茶屋は半世紀以上の歴史を有する古民家茶屋です。ヘキサを利用したファーストセールでは15個のメニューをスポンサーNFTとして3/10(木)21時から販売し、わずか1分28秒で完売するほどの人気を博しました。
両NFTの一部は、10倍以上の価格で二次流通をするほどの人気も見せています。

気軽にお気に入りのお店を応援できるのはいいことだね!
あたしもNFT発行しようかねぇ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は国内NFTマーケットプレイス「ヘキサ」についてご紹介させていただきました。
- ヘキサは仮想通貨不要(日本円)で取引ができる
- ヘキサではNFT化して出品までが簡単
- NFTマーケットプレイスは必要に応じて使い分けが必要
ヘキサのような国内のマーケットプレイスでは日本語で対応してくれ、仮想通貨も不要で気軽に始めやすいです。
しかし、手数料が高かったり、利用規約が厳しい、日本向けになるのでコミュニティが小さくなってしまうなどのデメリットもあります。
これからヘキサがどんな運営をしていくかでこれらのデメリットはメリットになる可能性もあります。

気軽に参加できるキャンペーンや、日本の著名人を数多く採用して盛り上がりを見せるヘキサからは、今後も目が離せません!
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それでは、ありがとうございました!
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