Blender(ブレンダー)が落ちない!グラボ搭載PC・ノートPCを紹介!【3DCG制作】

九十九すい

こんにちは!九十九すいです!Blender(ブレンダー)で3DCG制作をする人におすすめのPCを紹介してもらうよ!

こんな疑問をもったあなたにおすすめ!
  • グラボなしでもBlender(ブレンダー)は使えるの?
  • Blenderを使うPC、グラボってどんな性能がいいの?
  • 自分にあったPCが欲しいけど、よくわからない!

Blender(ブレンダー)で3DCG制作を行うなら、GPU(グラフィックボード)通称:グラボが搭載されたPC・ノートPCを必ず購入しましょう!

Blenderを始めとした3DCG制作・表示は処理データが重いため、PCのスペック次第で全く動かないことがあります。

高負荷のデータをさくさく動かすには、グラボ搭載のPC・ノートPCが絶対に必須です。

しかもグラボ搭載のPCはBlenderだけではなく、3Dゲームやアプリ・動画再生(高画質再生)などもサクサク動くようになります。

安いからとグラボのないPCやノートPCを購入すると後々後悔するかもしれません。

この記事では、Blenderを使っているわたしだからオススメするPCとノートPCを予算や用途別に紹介します。

すぐにBlenderを始められるPC・ノートPCを購入したい方はこちらがおすすめです!

九十九すい

イッツ・ショータイム!

目次

BlenderはGPU(グラボ)なしで使えないってホント!?

Blender GPU

断言できます!グラボなしでBlenderを使いこなすのは難しいです。

わたしは自分のPCでBlenderを触ったとき、テクスチャ設定やレンダリングなどで必ずソフトが落ちていました。

最小スペック以前のわたしのPCスペック
CPUCore i3(4コア)以上インテル Core i7-12700(12コア)
メモリ8GB以上16GB
GPU2GB VRAM(OpenGL4.3搭載)6GB(NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti)

Blenderの最小スペックはクリアしていますが、後述する推奨スペックに届いていません。

このあとメモリを増設して32GBで挑戦しましたが、グラフィックの処理(グラボ)でPCの処理が追い付きませんでした。

これらは、グラボを搭載することで解消することができました。

大事なことなので、最後にも伝えます!グラボなしでBlenderを使いこなすのは難しいです!

とーるくん

Blenderを始めたい方は、推奨スペックのGPUを搭載したPCを購入してください!

Blenderが推奨するPCスペック

Blender 推奨スペック

Blender公式には「最小スペック」と「推奨スペック」の2つが紹介されています。

やや難しい内容で書かれていますが、簡単にすると次のようになります。

最小スペック推奨スペック
CPUCore i3(4コア)以上Core i7(8コア)
メモリ8GB以上32GB
GPU2GB VRAM(OpenGL4.3搭載)8GB VRAM
引用元:Blenderのシステム要件(公式サイト)
九十九すい

推奨スペックを基準にPCを用意することをおすすめするよ!

とーるくん

最低スペックでは、制作物によっては動かないことがあります!

CPU

8コア以上のCorei7であれば、問題なく使えます。

CPUは周辺機器やソフトウェアに対して指示をしたり制御をするパーツです。

そのため、CPUの処理速度はデバイスの性能に直結します。

高性能なCPUであるほど、動作が軽く早くなります。

九十九すい

CPUは最新のものになるとスペックの割に価格が割高になるから、予算に合わせて選ぶのがおすすめだよ!

メモリ

最低でも16GB、32GBあれば十分な印象です。

メモリは、パソコンの作動中のアプリデータやプログラムを一時的に保管する場所です。

メモリ Windows11

専門的な言い方として「RAM(Random Access Memory)」と呼ばれることもあります。

最小スペックは8GBとありますが、わたしは自分で試したところ「16GBでギリギリ」と感じました。

最低でも16GBはほしいという印象です。

とーるくん

メモリはPC購入時に増設しやすい部分ですので、できるだけメモリは増やしてみてください!

GPU(グラボ)

Blender公式の推奨スペックを満たす『GeForce RTX3050・Radeon RX7600、メモリは8GB以上』のグラボがおすすめです。(下表より)

GPUVRAM(搭載メモリ)
GeForce GTX1660
Radeon RX5600XT
6GB一通り使えるが重たい処理は不向き
GeForce RTX3050
Radeon RX7600
8GB推奨スペック
GeForce RTX3060~
Radeon RX6700XT~
12G以上より快適に制作可能

推奨スペックを目安に、自分の目的をクリアするGPUかどうか確認しましょう。

九十九すい

高クオリティな3Dを扱う予定なら、GPU(グラボ)は高スペックのものを選んでね!

すぐにBlenderが使える!GPU(グラボ)搭載PC!

予算は15万円台!趣味で使いたい人向け

GALLERIA ガレリア ゲーミングPC RM5R-R46T

CPUAMD Ryzen 5 4500
メモリ容量16GB (8GBx2)
GPU(グラボ)GeForce RTX 4060 Ti

金額を押さえつつも、Blenderをストレスなく使えるCPU・メモリ・GPU(グラボ)が揃ったPC!

おすすめポイント
  • Blenderを趣味で使うなら十分なスペックで構成されている
  • 140mmサイズの冷却ファンで静音性と冷却機能が両立
  • 高性能なGPU(グラボ)が搭載されているため、画像処理が軽い

質と金額を丁度良く!コスパ重視な人向け

mouse 【 RTX4060 搭載 / 3年保証】 ゲーミングPC デスクトップ G-Tune DG

CPUインテル Core i7-14700F
メモリ容量32GB(16GB×2)/最大64GB(32GB×2)
GPU(グラボ)GeForce RTX 4060

推奨スペックを無駄なく揃えたコスパ最高のPC!

おすすめポイント
  • 推奨スペックをクリアしているため、スムーズな動作環境が期待できる
  • 3年保証がついているため、トラブルがあっても安心
  • メモリ容量が32GBと値段に対して大容量

デスクトップPC パソコンraytrek レイトレック 4CXVi

CPUCore i7-14700F
メモリ容量16GB (8GBx2)
GPU(グラボ)GeForce RTX 4060 Ti

デフォルトで高い性能を持っているうえ、あとから自分の好みにカスタマイズできるPC

おすすめポイント
  • CPU・GPUともに高性能でコストパフォーマンスに優れている
  • 用途に応じて必要な機能を拡張できるクリエイター向けPC
  • ポートが正面上部にあるため足元にも起きやすい設計

仕事で使いたい!ハイパフォーマンス重視な人向け

mouse 【RTX 4090 搭載 / 3年保証】 ゲーミングPC デスクトップ G-Tune FZ

CPUインテル Core i9-14900KF
メモリ容量128 GB
GPU(グラボ)‎GeForce RTX 4090

大容量の128GBと、最新のCPU・GPUでグラフィックにこだわった作品がサクサク作れる!

おすすめポイント
  • 3年間センドバック修理保証と、24時間365日国内電話サポートつき!
  • 重たいデータでも安心して保管できる大容量メモリ(128GB)
  • CPU・メモリ・GPU(グラボ)のすべてが推奨スペックを大きく上回っている仕様

外でもBlenderが使える!GPU(グラボ)搭載ノートPC!

悩んでいるならこれ!持ち運んで使いたい人向け

【Amazon.co.jp限定】【NVIDIA最新RTX4060搭載・薄型軽量】MSIゲーミングノートPC

CPUインテル Core i7-12650H
メモリ容量16GB
GPU(グラボ)GeForce RTX 4060

17万円以下と比較的お手頃価格に反して高性能で、カフェでも作業ができる!

おすすめポイント
  • 薄さ21.7mm、軽さ1.86kgと持ち運びやすい
  • 「Core i7-12650H」搭載のため、CPUのコアが10コアと推奨スペック以上の性能
  • 新設計強冷クーラーなど、冷却機能によって高いパフォーマンスと安定性を維持

mouse 【RTX 3050搭載 / 3年保証】 クリエイター ノートパソコン DAIV R4

CPUインテル Core i7-12650H
メモリ容量‎32GB(16GB×2/DDR5-4800)
GPU(グラボ)‎GeForce RTX 3050

Blenderの推奨スペックをクリアしつつ20万円以内に収まる点が魅力!

おすすめポイント
  • 気持ち余裕をもっておきたいメモリが、推奨スペックの32GB
  • 長時間バッテリー駆動がおよそ11.5時間
  • 端子の差し込み口が多く、様々な配線を利用できる

高クオリティな3Dモデルを扱いたいなら高性能ノートパソコン

mouse 【RTX 4060搭載 / 3年保証】 クリエイター ノートパソコン DAIV S4 

CPUインテル Core i7-13700H
メモリ容量32 GB
GPU(グラボ)GeForce RTX 4060 Laptop GPU

推奨スペックをしっかり押さえつつ、高性能のGPUを搭載したPC

おすすめポイント
  • 最新のGPUが搭載されており、レンダリングもスムーズにできる
  • 長時間バッテリー駆動がおよそ13.5時間
  • 場所を選ばず、本格的な作業ができるCPU数(14コア)

GALLERIA ガレリア ゲーミングノートPC ZL7C-R47

CPUインテル Core i7-13700HX
メモリ容量32GB
GPU(グラボ)GeForce RTX4070

デスクトップ級の性能!CPU、GPU(グラボ)ともに申し分ないハイパフォーマンスPC

おすすめポイント
  • GPU(グラボ)の性能が「70」と他よりも高く、処理速度が早い
  • 高い冷却機能によって、熱による性能低下を抑え、長時間の稼働も快適にできる
  • メモリは推奨スペック、CPUとCPU(グラボ)は推奨スペックを大きく上回る性能で、ハイクオリティな作品がつくれる。

【すでにPCを持っている人向け!】おすすめのGPU

おすすめ グラボ

グラボを後付けするなら「GeForce RTX3050」「Radeon RX7600」がおすすめです!

どちらもBlenderの推奨スペックに達しているのでスムーズな動作が期待できます。

ただし、PCの電源容量やGPUを取り付けるスペースが足りているか確認しましょう。

電源容量とは・・・電力供給装置である電源ユニットがどのくらい(W)で出力できるかという数値です。

PCの電源容量が不足していると、GPUを積んでも電源が落ちたりつかなくなったり、画面が真っ暗になったりします。

九十九すい

電源以外にも、メモリやCPUとの相性など様々な要因があるから、GPUを後付けするのは玄人向けだよ!

とーるくん

GPUを初めて買う人は、セットのPCを購入するのがおすすめです!

Blender PCスペックのよくある質問

Q&A

BlenderはノートPCでも使えますか?

必要なスペックがあれば、問題なく使えます。

予算を考えているのですが、Blenderで使えるPCスペックの価格帯はどのくらいでしょうか?

安くて15万円、高ければ50万までと幅広いです。自分の用途にあわせて予算を設定しましょう。

BlenderはどのOSに対応していますか?

Windows、macOS、Linuxでダウンロードできます。メタバースを使うことを検討しているかたは、Windowsをおすすめします!(一部サービス、Mac非対応のため)

Blenderは無料ですか?

無料です。

Blenderは日本語対応していますか?

日本語対応しています。

【結論】Blenderをはじめるならグラボ搭載PC・ノートPCがおすすめ!

結論
この記事のまとめ
  • グラボなしでBlenderを使うのは不可能に近い!
  • Blenderの最小スペックではなく、推奨スペックで検討したほう良い!
  • 金銭面とパフォーマンス面から、あなたにあったPCを選ぼう!

Blender向けのおすすめPC・ノートPCのスペックを紹介させていただきました。

Blenderは必要なPCスペックの高さから、参入障壁がやや高いです。

しかしグラボ付きのPCを購入すれば無料でサクサク使え、就職や副業で需要の高い3DCG制作スキルを身につけることができます。

また3DCGを扱うクリエイターは、メタバースやAppleVisionProのような最新機器の登場により、今後不足していく可能性が高いです。

今のタイミングでBlenderを始めることは、キャリアアップや副業の開始など、先行者有利につながります。

そのとき妥協したスペックのPCで、望む選択肢を選べないのは嫌ですよね。

是非この記事を参考に、あなたが求めるPC・ノートPCを探してみてください!

Blenderを本格的に学びたい人には、UdemyのBlender講座がおすすめです!

TechMoire(テックモワ)では、web3(AI / メタバース)やITスクールの情報などを中心に情報を発信しております。

もしよければ、X(@TechMoire)のフォローなどもよろしくお願いします。

一緒に最新技術を楽しんでいきましょう!

九十九すい

それでは、ありがとうございました! 

管理者情報

ITコンサルタント

あらき きりん

現役ITコンサルタント 兼 Webディレクターとして従事。2015年に未経験からITスクールに入学。その後、EdTech企業にて、IT講師として大手企業や個人受講生に向けた授業(Webデザイン、プログラミング、マーケティング、ディレクションなど)を担当。スクールキャリアカウンセラーとして、述べ1,000人以上のキャリアサポートや授業を経験。現在は、IT系メディアの運営や企業ITサポート、Web制作をしながら、web3についての情報を発信しています。本メディアの記事はすべて、わたしが監修しています。

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